誌上劇団!ポップノベル

誌上劇団、及び、小説ブログです!

第四回公演「サディスト!冷や奴!」

【誌上劇団!ポップノベル】


【第四回公演】


「サディスト!冷や奴!」


文/ポップ闘志



男に罵られて落ち込んだのは女がサディストだからだろう。豆腐やら漬け物を食べるのが好きなサディスト女で一瞬にしてキレるのが女の欠点というか欠陥だった。脳を切り開いて豆腐やらを詰め込んだらキレるのも治るだろう。医師に見てもらうと重い疾患が見つかった。必ずしも男が夫だとは思わなかった、なぜなら、結婚指輪を装着していなかったからだ。訳のわからない男との日々。毎日が墓参りだったり葬式だったり、命日だったり、みたいな奇妙な生活だった。



罵られて自宅に帰ると、いきなり、コンソメパンチと、バター味と、うすしお、類を踏んでしまった。鶏糞を踏むよりは良いのだが、何とも運が無いのである。ライオンやらベンガル虎みたく雄叫びをあげていると更に目の前の買ったばかりの豆腐を粉砕するほどに踏んだ。と、同時に豆腐は上の壁に飛び散って白い血飛沫やらでホワイトヴァンパイアにでもなった気分だった。

そういえば、男からのホワイトデーの返しが無かったのだけど女のことを忘れているもしくは毒蝮三太夫みたいな毒舌っぽい気の強いタイプの奴かもしれない。恥かしくお茶目なところ、おぼっちゃまくん、的な感じがあるのかもしれない。まことちゃんとかの漫画の影響かもしれないのだが。



そして何時間か経って突然!女はポロポロと涙を流し始めた。藤原豆腐店のハチロクの車体を殴って殴ってマスクを付け替えての繰り返しで暴言やらを吐きまくっていたのだ。しかし、次の朝、それが睡眠による夢だということが分かった。マスクの中を見てみると真っ白と赤色。総入れ歯を外すと口の中が傷だらけ。口内炎ウナコーワやらの影響だろうか?ウナコーワは問題が無いとしても口内炎は問題がある。中落ちカルビを毎日、豆腐と一緒に食べてるからなのかもしれない。プロフェッショナルボクシングファイターとして活動もしてないのに口の中が傷だらけ。夢の中のことだと信じるしか無い。そしてポロポロと落ちる涙はカルビーの菓子の味がした。ウーン!カルビーのスナック菓子は最高にうまい!

明治のチョコレートも美味しい!どちらにする?いや、どちらもだろう!どちらも!



あと、深夜の映画を見て(決してエロ系のではなく普通の邦画)更にポロポロ涙ぐんでいたのだけど、そんな風景見せられて、

誰が同情するのだろうか?哀れとも思われず放浪の旅に出るのも女の心の選択肢にはあるのかもしれない。そんな、つげ義春な心はどうやら持ち合わせてなさそうだが。

深夜の映画には相性がある。合わない映画

(アート系の映画)やらテトリスみたいにピッタリ合う映画(原作ものの映画)やら

挙げればいくらでもあるのだ。つげ義春

普段から映画を見ていたのだろうか?見ていたとしたら何を見ていたろう?「ドグラ・マグラ」から「ジュブナイル」まで。

後者の作品は俳優というか、女優というか

子役の成長も楽しめる。「あの俳優と女優がハリウッド進出!」とか「あの子役がデブタレントに!?通称・デブタレに!?」など。ハリウッドからデブタレまで幅広いのが映画やらドラマの世界であろう。で、

二本立ての放送で次の映画を見て驚いた。

映画「バタリアン」だったのだ。オバタリアンで人気だった流行語まで生まれて一躍時の人ならぬ、時の映画、時のホラー映画になっちゃった作品である。それを涙ぐんで見ているサディストの女はダメダメだ!

手もつけられない。足もつけられない。



眠りから覚めると謎の外国人と「オバタリアン!」としか鳴くことができない鳥が目の前に居るのだ。唐揚げにしてやりたいくらいのオバタリアン鳥で、しかも、謎の外国人に驚いている。なんでこの家にいるんだよ。早朝からサディスト女は口うるさいどうせ口が臭いくせに!モルモットが死亡するくらいの毒素を持っている悪臭だらけの足の臭さに驚いちゃうぜ!モルモットが泣いて泣きついてくるから仕方なく唐揚げにして食いました!次の狙いはオバタリアン鳥かな!?もうどうにもならないんだ。

デブの狂った体臭野郎に味見させたりしてはどうなのかな?サディストは色々と思案したが、どれも実際に行動に移すのは無理な話だった。サディストだけど気の弱い面もあるのかな。そう思った。



浦安鉄筋家族シンプソンズの二つの漫画とアニメをどちらから見るか?どちらから

購入してみるか?サディスト女は足をイライラとさせながら悩んでいた。週刊誌とかの人生相談と「おしかけスピリチュアル」

の二つの悩み相談の選択肢があった。両者とも無理だと思うけど。そして、両者とも

無理そうだったので無理矢理な思いを壁を殴ることで落ち着いた。家を出る時は修理代を払わなきゃダメなのに。もうこの女はサディストを超えたサディストで最低最悪のダメ人間。サディスト人間だと知ったのである。結局、元祖!浦安鉄筋家族を購入して読んだ後に、何日か後にシンプソンズをアニメで見た。シンプソンズはハードなアニメで浦安鉄筋家族は下品なコメディであり、良質な奇人変人が登場する漫画だと思った。こちらのサディスト女も奇人変人だなと、奇人変人は奇人変人な作品やら、媒体を選ぶのかと、実験に成功したみたく思った。細胞の実験だけはしませんけど。

それだけです。(キッパリ!)