誌上劇団!ポップノベル

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連載「妄想!いつでも!スクープ」②

【妄想!いつでも!スクープ】

文・ポップ闘志

【依頼/②「虫歯」】

「虫歯」になると辛いが、専門医ではないので治療できない。こんな時にスーパードクターがいないものだろうか?白いマスクに鋭利なメスを持って患者の腹をカット!
ブラックジャックも己で己の腹をカット!
という神技も筆者にはできない。考えたのは、より簡単な方法で虫歯を治そう!だ。

筆者は思う。虫歯には一般的なガンの治療を施したらどうだろうか?それなら!治るかもしれない。あとは、自然の治癒だ。
屋久島へ行って自然の香りをスーハーと、
嗅ぎながら治療する。しかし、コレが痛いものだ。相当のジャンボタトゥーの痛みと言っても過言ではない。そう、虫歯に染みるからだ。スーハースーハー何て効果ないのか?でも、グリーンガムがあるし、緑色の量産型ザクのカラーしているし良いのでは無いだろうか?それらで気をそらして!

「宇宙人と妖怪のコラボで作ったグリーンガム」は案外、危険なことだった。デンジャラス!そう!歯の詰め物が取れたのだ!
しかし、これらを月刊ムーに持って行きたいくらいの歯の詰め物だった。楳図かずおの漫画に出てきそうな衝撃的な歯の詰め物だったのだ。もう、歯の詰め物というか、
あまりのデカさにリアルさに富士急ハイランドのジェットコースターに乗った気分だった。しかも、歯の詰め物には昨日食べた
「地球でも食べられる宇宙食・タバスコ」
が入っていたから尚更、恥ずかしい。

虫歯の微塵切りする部族やら田舎の人々が
いると噂で聞いたことがある。まずメスを
カチカチに窯で焼き上げて(ピザ状態!)
それから抜歯した虫歯を「ギリギリギリ」
と刻んでゆく。進撃の巨人の踏む音か!と
思わぬことが!何と!虫歯が粉々になっていた。虫歯と削り粉の見分けがつかない。
と、思う。更に続くのだが、今度は手ピカジェル的な奴に抜歯した虫歯を入れたら!
数時間後、虫歯が液体になり、手ピカジェル的な奴を吸い取ってみた的なね!だったんです。

でも、虫歯って正露丸で治るって聞いて、
真実味が無くても正露丸で治したいじゃん
自宅のハイテク電話機をドリルで削りたいじゃん!嘘だけど!何なら堆肥とか肥料を
口の中の穴に詰め込み、口をウンコ臭く!
「お前、口くさいな!」と学校やら職場でご家庭で言われてもお使いください!何をだよ!何が使えだよ!使えるか!(笑)

虫歯は必ず治せる!と、思い、ねずみ男
似ている中年に聞いてみた。

◯路地裏

   いつから歯が悪いのですか?

ねずみ男水木しげるに出会ってマンガのモデルになりたくて妖怪のフリしてたんだけど、いかんせん、気がついたら数十年。
それから妖怪ウオッチが始まる直前にオファーが来たんですけど水木しげる先生が大好きで好きすぎるので断りました。生ハムやら食べたりしてたら歯並びが悪くなったのです。もう良いですか?ギャラは!?」

と、ねずみ男にギャラをあげてねずみ男
去って行った。虫歯のことは肝心!と思うが一つも虫歯のことを聞けずに取材終了。
「上からの命令だ!帰ってくれ!」
と、妖怪について考えすぎたから退職。
「テンション高いっすねぇ!」
筆者が逃げるんじゃないか?おいおい!
「すいません!宅急便で〜す!」
荷物だけ受け取って会社をやめた!
「次の店を探そう!」
相変わらずの相棒だ!
「おう!当たり前だ!」
永遠の果てまで地獄の果てまで二人は親友だよ。「ハグ!がんばろう!」アメリカ的な「ハグ」だった。たとえハグしてそんな際にハグの圧力が強すぎてケンシロウやら
みたいにカラダを粉砕しないように!

「お前はもうハグをしている」